トウガラシの苗を植えたのが、5月10日でした。
あれから半年、トウガ
ラシは大きく成長し、真っ赤な実をつけていました。10~11月に雨がたくさ
ん降ったので、天候が落ち着くのを待っていました。天候がよくなり、乾燥し
た晴天が続いた11月12日、緑色の実もまだまだあって赤くなるのを待ちた
かったのですが、大根の収穫に合わせて、一緒に収穫することにしました。
そこからは、教室のベランダにつるして乾燥を続けました。急激な冷え込み
と乾燥した天気が2週間ほど続いたので、唐辛子は、カリカリに乾かすことが
できました。
まず、
枝から実を切り取る作業です。
真っ赤な立派な実が約600g取れました。色がオレンジや緑だったり、大きさが小さめだったりしたものを選別したので、それが約400gほどありました。

作業はみんなで手分けして行いました。計量器で量りとる人、ビニル袋に台紙を入れる人、
量り取ったトウガラシを袋に入れる人、テープで袋の口を閉じる人、
最後に、自分たちで作ったオリジナルラベルを貼る人がいて


さくら学級製造のトウガラシが完成しました。
一袋20gです。おいくらでお分けしようか、悩みました。
無料配布も考えましたが、大根の販売と同じように学習として
販売を行い、いくらかでもいただいて来年度の作物栽培活動の
足しになればと考えました。
校長先生をはじめ、多くの先生方にご協力をいただいて完売できました。
売り上げは、680円になりました。



販売しなかった緑色やオレンジ色、小ぶりの唐辛子は、一つ一つ実から種を取り
除いて、ミルで細かくして「一味唐辛子」にしました。緑色の唐辛子、オレンジ色の
唐辛子は珍しいと思いますが、味・香りは最高ですよ!
幻の唐辛子として、唐辛子好きの方々にお分けいたしました。
ご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。